メタモルフォーゼ　変身　　　　　 ２０１９年　韓国　（METAMORPHOSIS） ホラー･サスペンス　　　 ＜監督＞キム・ホンソン ＜キャスト＞ペ・ソンウ, ソン・ドンイル ＜ストーリー＞ ジュンス神父（ペ・ソンウ）は、ある少女の悪魔払いに失敗して、少女を死なせてしまう。そんな折、神父の兄（ソン・ドンイル）の新居では、不可解な現象が起こっていた・・・。 ＜感想＞ 韓国版”エクソシスト”です。 どうして今頃？と思ってしまうのですが、昨年も「プリースト　悪魔を葬る者」という、エクソシストそのままの韓国映画を見たので、やはり、３割の方がキリスト教徒というお国柄だからなのでしょうか。 しかし、今作は、日本未公開作品だというのもうなずけるイマイチな作品でした。 ストーリーも、特殊メイクのクオリティも、キャストもなんだかなぁという感じ。 特に、キャストは、私のイメージでは、ミスマッチ感が強くて、最後までしっくりしませんでした。 主役の神父を演じたのは、韓国映画でよく見かけるペ・ソンウ。 私にとって彼は、コメディー系のイメージだったので、冒頭の悪魔払いのシーンから、なにかのパロディーのような感じがしてしまい、真剣に見ることが出来ませんでした。せっかくシリアスな演技をされていたのに、申し訳ないです(^_^;。 彼の兄役は、ソン・ドンイル。彼もまた、先日見たばかりの「探偵なふたり」、「探偵なふたり　リターンズ」のイメージが強くて、馴染めませんでした。 また、隣人の家のシーンは、やたらと血なまぐさくてあざとい割に、何の意味も見いだせず中途半端でした。 ただ一点だけ、家族に悪魔が取り憑いてしまうところは、恐ろしくて良かったかな(^_^)。 DVDも出てないようです。(2020.06.09)