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マギー      


2015年 アメリカ (MAGGIE)
ホラー   

<監督>ヘンリー・ホブソン
<キャスト> アーノルド・シュワルツェネッガー , アビゲイル・ブレスリン , ジョエリー・リチャードソン

<ストーリー>
ゾンビ化ウィルスが蔓延している近未来のアメリカの片田舎で、ウェイド(アーノルド・シュワルツェネッガー)の娘、マギー(アビゲイル・ブレスリン)も、感染してゾンビ化が始まっていた・・・。

<感想>
アーノルド・シュワルツェネッガー主演のゾンビ映画です。
といっても、今回のシュワちゃんは、アクションを封印して、普通の田舎のオヤジを演じています。
なので、最初は、この人、シュワルツェネッガーじゃないんじゃない??と、思ったほどアクションスターオーラがありませんでした(^_^;。

そんなわけで、ゾンビ映画といっても、とても静かな映画です。
感染してもゾンビ化の進行は、ゆっくりで、周囲の反応も、案外やさしく、ウィルスに感染した娘のマギーを友達がパーティーに誘いに来たりします。

そんな愛情あふれるゾンビ映画なのですが、だからこそ、私には、少々刺激が少なくて、ちょっと退屈でした。
だいたい、ゾンビウィルス自体が、映画に合わせた?都合のいいものになっているような気がして、納得いきませんでした。

とはいえ、この映画は、ゾンビの皮を被った愛情物語。
最愛の人を助けるために、人は、どういう行動を起こすのが正しいのか。
自分の思いを貫いて、周囲に迷惑をかけることを厭わないか、自分を抑えて常識にゆだねるのか。
客観的に見るのと、主観的に見るのとでは、大きく答えが違ってくるでしょう。
正解がないだけに、悩ましいことです。(2017,07,08)



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