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ママの遺したラヴソング      


2004年 アメリカ   

<監督>シェイニー・ゲイベル
<キャスト>ジョン・トラヴォルタ , スカーレット・ヨハンソン , ガブリエル・マクト , デボラ・カーラ・アンガー , クレイン・クロフォード

<ストーリー>
長年会っていなかった母の訃報を聞いて、実家に帰ってきたパーシー(スカーレット・ヨハンソン)だったが、葬儀は、すでに終わっていて、実家には、母の友人の男、ボビー(ジョン・トラヴォルタ)とローソン(ガブリエル・マクト)が住み着いていた。行くところのないパーシーは、そのまま、その家に同居することになる。はじめは、ぎくしゃくしていた3人だったが、徐々に心がほぐれてゆく・・・。

<感想>
邦題がいい感じだったので、見たいと思っていた映画でしたが、見てみると、ストーリーが、とても不自然に感じて、なかなか物語に集中できませんでした。

ストーリーの出だしは、上に書いたとおりなのですが、これが、映画を見ている時は、相当時間がたたないと、分からないのです。彼らの繋がりもなかなか見えてこないので、ずっとイライラしながら見ていました。
説明が後になってやっと出てくる映画も、よくあるのですが、この映画の場合、制作者側だけが理解していて、観客は置いてけぼりって感じがしてしまいました。
そんなわけなので、しかたなく、想像をたくましくして見ていると、ラストで、こちらとしては、もうすでに想像している事が真実として出てきて、本人たち(だけ)がびっくりしているというシチュエーションになりました。やれやれ。

とはいえ、自分を捨てていった母に反発を感じながらも、母親の記憶を求めるパーシーの気持がいじらしくて、ぐっときました。そして、そんな彼女と、男二人の心の交流が微笑ましく感じられました。

キャストも、良かったです。
スカーレット・ヨハンソンが、とても美しくて、18歳?に見えないぐらいの(若々しい)色気を振りまいていました。。
ローソン役のガブリエル・マクトも、なかなかセクシーで素敵(^^)。

トラボルタも、良かったのですが、ラストでびっくり。トラボルタの演技が、すっかり”老人”だったのに、なんと、49歳ぐらいの役だったんですね〜(^^;。病気を抱えていたせいもあるのでしょうが、彼の演技は、老けすぎですーーー(^^;。

それからついでにも一つ言うと、とっても魅力的だったらしい、パーシーのお母さんを、なかなかイメージすることが出来ませんでした。パーシーがお母さんにそっくりだということが分かったぐらいで、なんだかモヤモヤしてしまいました。
他にも、酒場の女性のこととか、ボビーとローソンの関係のことだとか、グチグチと言いたいことはいっぱいあるのですが、この辺で・・・。(2008,04,21)



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