マルチュク青春通り  |
２００４年 韓国 青春・学園  
＜監督＞ユ・ハ
＜キャスト＞クォン・サンウ , ハン・ガイン , キム・イングォン , イ・ジョンヒョク
＜ストーリー＞
１９７８年、軍事政権下の韓国には、暴力と支配が蔓延し、それは、ヒョンス（クォン・サンウ）が引っ越しと共に転入したマルチュク通りの高校でも同様で、ヒョンスのクラスは、番長のウシク（イ・ジョンジン）が取り仕切っていた。そんなある日、ヒョンスは、バスで不良に絡まれていた美少女のウンジュ（ハン・ガイン）を助ける・・・。
＜感想＞
監督の実体験を反映させて作った映画だそうです。６３年生まれの監督の、高校時代は、こんな感じだったのでしょう。軍事政権下で、上から下への支配は絶対的で、暴力によって押さえつけられていた時代のようです。
そういう中での高校時代は、楽しいというよりも、毎日が、戦々恐々としていたのではないでしょうか。
まあ、高校時代って、たいていは、そんな感じですけどね〜。特に、男子校ともなると、ケンカも日常茶飯という感じでしょうか。
でも、そんな痛くて辛い毎日ばかりでは、もちろんなく、ヒョンスのように、淡くて、切ない思いも、するのが、高校時代。
決してかっこいいとは言えないこの年代ですが、思い出も、その分、たくさん出来るのだと思います。
韓流俳優として、大人気のクォン・サンウが主演です。私が彼を見るのは、「恋する神父」に引き続き、これで、２作目ですが、こちらの方が、ずっと良かったです。
当時２８歳の彼ですが、初々しい？高校生役が、可愛いですね〜〜(^^)。
ブルース・リーにあこがれる高校生役なので、アクションもいいですし、脱いだらすごいし〜〜(^^)。
それにしても、ブルース・リーって、何でそんなに人気があったのか、全く分かりません。あの顔も、髪型も、体つきも、ちっとも素敵じゃないのに、どこがいいんでしょう？？(^^;。
美少女ウンジュ役のハン・ガインは、本当に美人。彼女は、高校３年生のとき、街頭インタビューに応えたところ、スカウトが殺到し、芸能界入りしたそうです。２００５年には、俳優のヨン・ジョンフンと、結婚したそうです。(2006,09,15)
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