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松ヶ根乱射事件      


2006年 日本 コメディ・サスペンス

<監督>山下敦弘
<キャスト>新井浩文 , 三浦友和 , 光石研 , 木村祐一 , でんでん

<ストーリー>
田舎町、松ケ根。冬のある日、雪の中に女性が一人倒れていた。連絡を受けた警察官、光太郎(新井浩文)は、現場に駆けつける。ひき逃げされたと思われるその女性は、病院で息を吹き返すが、その後、光太郎の周辺で、小さな事件が立て続けに起き始め、徐々に、不穏な空気に支配されてゆく。そして・・・。

<感想>
この映画は、どちらかというと、悪い評判を聞いていたので、なかなか見る気にならなかったのですが、2時間、無駄になるかも知れないけれどと思いつつ、えいやっ!と見てみました。ところが、ところが、どうでしょう、かなり面白かったです〜〜(^^)。

冒頭に、少しだけ、この映画の説明が入ります。それが、映画が終わってから、効きました(^^)。

のどかな田舎町。事件など、起こりそうもなかった静かな町で起こったひき逃げ事件。この事件がきっかけになったかのように、町には、次々と、いろいろな事が起こり始め、人々は、次第に、とまどいや、いらだちを募らせる。その気持がどうしようもなくなったときに、最後の局面を迎えるのでした・・・。
素朴で、人のいい彼らに、いったい何が起こったのか・・・?

主演の新井浩文さんは、邦画を見ると、よく名前を目にする人ですが、いままで、顔と名前が一致していませんでした。そんな彼が、主演で、他にも、知らない人たちばかりが出演しています。知っていたのは、木村祐一ぐらいかなと思っていたら、なんと、三浦友和が、出ているではないですか。いつものイメージと、ずいぶんかけ離れていたので、分かりませんでした。すばらしい〜(^^)。

実直な光太郎が、少しずつ蝕まれていくのを見るのは辛かったです。彼が起こすであろう「松ヶ根乱射事件」に思いを馳せて、ラスト近くには、映画を見ながらドキドキしてしまいました。

でも、よかったです。(なにが??(^^))(2008,02,11)



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