マイ・ボディガード 2004年 アメリカ・メキシコ アクション・犯罪・スリラー |
<監督>トニー・スコット
<キャスト>デンゼル・ワシントン , ダコタ・ファニング , クリストファー・ウォーケン , ラダ・ミッチェル , レイチェル・ティコティン , ミッキー・ローク
<ストーリー>元CIAの特殊部隊員ジョン・クリーシー(デンゼル・ワシントン)は、仕事に疲れ、アルコールに依存する生活を送っていた。そんな彼を心配したレイバーンは、彼に、ボディガードの仕事を紹介する。彼がガードをするのは、実業家の娘で、9歳のピタ(ダコタ・ファニング)だった。彼の心は、ピタとの触れ合いによって、徐々に癒されてゆくが・・・。
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舞台はメキシコです。この国では、ビジネスにもなっているという誘拐事件。その頻度の多さに、驚かされます。そして、ひとたび誘拐されたら、無事生還出来るのは、その3割程度という怖ろしさ。また、その誘拐の手口の荒っぽさといったら、言葉も出ません。怖ろしい・・・。
そんな社会で、ボディガードという仕事を与えられた、元CIA特殊工作員クリーシーの物語です。
元CIAだけあって、酒浸りの生活を送っているといっても、危険にはすごく敏感な彼。不審な車や、その動きには、すぐに反応して、ボディガードとしては、最高な人材のように思えました。
そして、彼が守る対象のピタ役のダコタ・ファニングの可愛いらしいこと!!こんな彼女を愛さずにいられましょうか・・・。
でも、このまま平安に時が過ぎてしまうと、映画にならないので、やはり起こります、事件が。しかも思っていたよりずっと早く・・・(T_T)。
このあとは、私が思っていた展開とは違っていたので、どうなるんだろう??と、引き込まれてゆきました。
デンゼルの悲しみや、無力感がすごく心に響きました。
とはいえ、このラストはいただけません。こんなこと有り得ないとしか言いようがないです。映画にするには、こうするしかなかったのかもしれないですが、すごく、ちぐはぐな感覚が残ってしまいました。主演二人が良かっただけに、残念です。(2006,04,30)
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