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めがね      


2007年 日本 コメディー

<監督>荻上直子
<キャスト>小林聡美 , 市川実日子 , 加瀬亮 , 光石研 , もたいまさこ , 薬師丸ひろ子

<ストーリー>
春。ある海辺の町。一人の女性・サクラ(もたいまさこ)が、やってきて、町の人と再会を果たす。そして、もう一人の女性、タエコ(小林聡美)もまた、大きなトランクを引きずりながら、この町にやってきた。宿泊先は、ユージ(光石研)の宿。しかし、ユージは、何故か弁当を作って、外に出かけてしまう。翌る朝、目を覚ましたタエコは、足元にサクラが座っているので、びっくりする・・・。

<感想>
見ながら、こんな宿、いやだなぁーーーと、思っていました。
だって、トランクは、放りっぱなしだし、夕食は、作ってくれないし・・・(^^;。
最悪・・・。

まあ、こんな時期に、ここに来たタエコの気持ちも、よくは分からなかったのですが・・・。

だから彼女が、編み物を初めて、何故かホッとしました。
私自身、何もしないで、”たそがれる”なんて、無理。
何かしていないと、手持ち無沙汰で・・・。

”たそがれる”の意味も、何となく分かるけど、よく分からない。
辞書で調べると、(1)夕方になる。(2)人生の盛りを過ぎる。
う〜ん、ちょっと違うかな〜。
この映画の”たそがれる”は、一人で、物思いに沈む、とか、ぼーーっとする、とかでしょうか。

でも、いろいろなことがあったような、なかったような・・・。

そして、気がつくと、”メルシー体操”がしたくなっていたり、氷あずきを食べたくなったり、そして、この映画をずっと見ていたくなったり・・・(^^)。

そんな風な映画でした。(2010,01,05)



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