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無伴奏      


2015年 日本
青春・ロマンス   

<監督>矢崎仁司
<キャスト> 成海璃子 , 池松壮亮 , 斎藤工 , 光石研

<ストーリー>
学園紛争のさなかの1969年。高校三年生の野間響子(成海璃子)は、友人に連れられて入った、バロック喫茶”無伴奏”で、大学生の渉(池松壮亮)とその親友、裕之介(斎藤工)と出会う・・・。

<感想>
小説家、小池真理子さんの半自伝的同名小説の映画化作品だそうです。
小池真理子さんの作品は、初期の頃のホラー小説が好きでよく読みましたが、この原作は、読んだことがありません。

学園紛争の時代。
青春まっただ中なのに、どこか暗くて、退廃的な感じがします。
高校生なのに、たばこをふかして、精一杯背伸びをした響子が、いじらしいというか、イタいというか・・・当時はそれが、かっこいいことだったのでしょう。
今の時代とは、全く違う青春がそこにはあったように思います。

後半は、思いがけない展開になってました(゚◇゚)。
これも、後で思い返せば、切ない青春の(美しい?)思い出に昇華するのでしょうか。

それにしても、邦画のベッドシーンを見ると、いたたまれない気持ちがするのは、何故でしょう(..;)。(2019,03,03)



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