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マイ・ブラザー      


2004年 韓国 (MY BROTHER)
   

<監督>アン・クォンテ
<キャスト>ウォンビン , シン・ハギュン , キム・ヘスク

<ストーリー>
女手一つで育てられた兄弟の兄ソンヒョン(シン・ハギュン)は、生まれながらの障害があり、母(キム・ヘスク)の愛を一身に受けていた。その弟ジョンヒョン(ウォンビン)は、そんな兄に反発して、喧嘩ばかりする問題児だった…。

<感想>
性格の違う兄弟の物語です。
冒頭の兄弟の生い立ちが少々わかりにくくて、少しの間、戸惑いましたが、彼らが、高校生?ぐらいになると、性格も、顔も、はっきりしてきて、ストーリーに、没入できました。

いつ頃の時代を描いた作品なのか、日本でいうと、昭和の時代ですか。
まだ、貧しい時代であることは確かです。
障害に対する偏見や、母子家庭に対する風当たりがきつくて、心が痛みました。
懸命に努力しても、負のスパイラルに対抗できないこともある・・・悲しいです。

主演は、喧嘩っ早い弟を演じたウォンビン。いつ見ても、男前ですね(^▽^)。
秀才の兄役は、シン・ハギュン。彼は、いろいろな映画に出演していて、顔なじみでした。
そして、母親役のキム・ヘスク。
三人とも演技派なので、安心して見ていられました。

それにしても、相変わらず暴力が多くて、見ていてイタいです。
まあ、先日「凶悪」を見たところなので、韓国映画だから暴力的だと一概には、言い難いわけですが…。(2016,06,21)



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