ママが泣いた日 |
2005年 アメリカ コメディー・ロマンス
<監督>マイク・バインダー
<キャスト>ジョーン・アレン , ケヴィン・コスナー , エリカ・クリステンセン , エヴァン・レイチェル・ウッド , ケリー・ラッセル , アリシア・ウィット , マイク・バインダー
<ストーリー>
優しかった4人の娘の母親テリー(ジョーン・アレン)は、ある日突然、夫がスウェーデン人の秘書と駆け落ちしてしまったことから、急に怒りっぽくなってしまう。そんな母親に対して、心配しつつも反発する4人の娘たち(エリカ・クリステンセン、 エヴァン・レイチェル・ウッド、 ケリー・ラッセル、アリシア・ウィット)。また、心の痛手から、日中から酒浸りになったテリーを心配したのは、隣人のデニー(ケヴィン・コスナー)だった・・・。
<感想>
夫がスウェーデン人の秘書と駆け落ち!!
そんなことになったら、そりゃ、怒りっぽくなるでしょうねぇ(^^)。
そして、朝から飲んだくれる気持ちも分かります〜。
でも、そこに至るまでの夫婦関係って、どうだったのかな??と、思わざるを得ませんでした。
すでに夫婦間が冷え切っていたのなら、彼女の荒れようが、腑に落ちませんし、
普通の夫婦だったら、もっと、夫の行方を探したり、ジタバタしそうだけど・・・。
そこら辺の妻の心理がイマイチ分かりませんでした。
でも、この映画が描きたかったのは、怒りっぽくなった母親と、娘たちとの関係です。
娘たちの全てを自分自身で制御したくなるのは、母親としての責任感を普通以上に感じてしまったからでしょうか。
娘としては、うっとうしくて、たまりませんねぇ。
でも、この締め付けによって、娘達は、一時は、反発するけれど、それなりに自立した、納得出来る生活を送るようになったのかもしれません。
・・・と、自分自身を納得させながら見ていたのですが、ラストに、”サプライズ〜!!”。
あまりの結末に、唖然!!!としてしまいました。
これではいくら何でも浮かばれないでしょうーーー(^^;。
怒りん坊で、飲んだくれの困ったママ役にジョーン・アレン。適役でした。
でもやっぱり女が昼間っから酔っぱらっている姿は、美しくないですねぇーーー。
ママの恋人役は、ケヴィン・コスナー。
役作りなのか、でっぷり太って、そこら辺にいるおっさんになりきってました。
元野球選手っていうのが、はまり役で、笑えます(^^)。
4人の娘たちは、それぞれ注目度の高い女優さんが演じているので、彼女たちを見るだけでも、楽しいかも。
でも、映画としては、あんまり納得できませんでした。(2010,01,17)
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