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マローボーン家の掟      


2017年 スペイン (MARROWBONE)
ホラー・ミステリー   

<監督>セルヒオ・G・サンチェス
<キャスト>ジョージ・マッケイ, アニャ・テイラー=ジョイ

<ストーリー>
イギリスから母親の実家の古い屋敷に引っ越してきた母と4人の子供たち。その家で過去との決別を誓うが、まもなく母親が病死してしまう。長男のジャック(ジョージ・マッケイ)は、3人の兄弟を守ろうとするが・・・。

<感想>
彼らにどんな悲惨な過去があったのかが中盤まで分からず、正体の分からない恐怖に息苦しさを感じながらの鑑賞でした。
途中からさらに時間的な違和感も感じはじめて、いったいこれは?!と思っていたら、最後には事情が理解出来て、涙。
鏡や、天井のシミ、暗闇や物音など、ホラー要素がたっぷりありましたが、終わってみれば、悲しい家族愛の物語なのでした。

見終わってから、もう一度見直して、細かい点まで再確認してしまいました。

「永遠のこどもたち」の脚本を書いたセルヒオ・G・サンチェスの監督デビュー作だそうです。
スペインのホラー映画は、怖さの中に悲しみが秘められていて、切ないものが多いです。(2020,06,06)



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