女神の見えざる手 |
2016年 フランス・アメリカ (MISS SLOANE)
スリラー
<監督>ジョン・マッデン
<キャスト>
ジェシカ・チャステイン , マーク・ストロング , マイケル・スタールバーグ , ジョン・リスゴー
<ストーリー>
やり手のロビイストのエリザベス・スローン(ジェシカ・チャステイン)は、ある日、部下たちを引き連れて、ロビー会社を移籍し、銃規制法案の成立を目指すのだった・・・。
<感想>
国際的な会議などでよく耳にする”ロビー活動”。
アメリカではこの活動を、ロビー会社に所属するロビイストたちが行っているのだそうです。
こんな世界があるんですね。
最初は、分からないことだらけで、ストーリーについて行くのが大変でしたが、じっくり見ていると、私にもちゃんと分かるようになっていて、とても面白かったです。
映画のヒロインは、ロビイストとして、非常に優秀な女性で、頭がキレッキレ。
相手のやることのひとつ上をいかなければ、勝てないということで、作戦を立て、相手の弱点を見つけ、自分たちを勝利に導いてゆく。
どこまでが計算尽くで、どこからが本心なのか?!
先の先を考えて手を打っていくところは、将棋やチェスの世界のようでもありました。
ヒロインは、頭が良すぎて、人間味が感じられず、AIのようなロボットのようにも見えてしまうこともありました。
途中も目が離せない面白さですが、結末には、あぁ!!と思わず声が出てしまいました。
もう、最高!
主演のジェシカ・チャステインのクールさがたまりません。
こういう映画を見ると、日本も、頑張って、優秀なロビイストを育てて、しっかりロビー活動しないと、国際紛争などで不利になりそうで、焦ってしまいました。私が焦ってもしょうがないけど・・・(^_^;。(2019,08,25)
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