郵便配達は二度ベルを鳴らす           |  
  
1981年 アメリカ(THE POSTMAN ALWAYS RINGS TWICE) 
犯罪・スリラー・ロマンス
  
<監督>ボブ・ラフェルソン 
<キャスト>ジャック・ニコルソン  ,   ジェシカ・ラング  ,   アンジェリカ・ヒューストン  ,   クリストファー・ロイド  
  
<ストーリー> 
1930年代のカリフォルニア。幹線沿いの安食堂にやってきた流れ者のフランク(ジャック・ニコルソン)は、店の主人ニック(ジョン・コリコス)の妻で、美しいコーラ(ジェシカ・ラング)に目を奪われ、そのまま、その店に居着いてしまう。フランクの下心に気がつかないニックは、二人を店に残して、外出してしまう・・・。
  
<感想> 
この有名な題名の映画、一度は見てみたいと思ってました。 
それも、ジャック・ニコルソン版のほうを!(^^)。
  
と言うのも、この映画は、何度も映画化されていて、この作品以外は、モノクロなのです。 
でも、調べてみると、1942年の映画化では、原作はアメリカが舞台ですが、それをイタリアに変えて、なんとあの、ルキノ・ヴィスコンティが、監督デビューを飾っているのです。 
ヴィスコンティがどのように、この作品を描いたのかも見てみたいですねぇ(^^)。
  
さて、映画の内容は、ずばり”不倫”です。
  
寂れた食堂に、妖艶な若妻がいて、そのギリシャ系亭主は、明るくて、ノー天気。 
そこに、野獣のようなジャック・ニコルソンがやってくるんですよ〜。 
そんな状況で、何も起こらないわけがありません(^^)。
  
サスペンスとしても面白く、 
若妻役のジェシカ・ラングが、とても美しい。 
そして、ニコルソンとの絡みも、濃厚です。
  
ニコルソンが、粗野で、精力的な男を演じていて、これがまた彼にぴったりというか、もう彼そのものに見えてしまいました。 
相手のジェシカ・ラングも、きれいで、気が強くて、これまた、見る価値ありです。
  
ラストまで、いろいろな紆余曲折もあり、結構楽しめました。 
うわさ通り、郵便配達ネタは、出てきませんでしたけどね〜(^^)。(2010,12,05)
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