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ゆりかごを揺らす手 |
1991年 アメリカ (THE HAND THAT ROCKS THE CRADLE)
スリラー
<監督>カーティス・ハンソン
<キャスト>アナベラ・シオラ , レベッカ・デモーネイ , ジュリアン・ムーア
<ストーリー>
妊娠中、通院していた産婦人科医にセクハラされたとして訴えたクレア(アナベラ・シオラ)は、その後、無事、出産して、幸せな生活を送っていた。そんなある日、子どものベビーシッターとして、ベートン(レベッカ・デモーネイ)を雇うが・・・。
<感想>
大昔観たことがあるのですが、懐かしくて再見しました。
ストーリーはだいぶ忘れていましたが、冒頭のセクハラ部分は、よく覚えていて、やっぱり、この部分のインパクトが大きかったんでしょう。
でも、これは、この映画の序章なんだけどね。
そのセクハラ事件の結果、幸せをそのまま続行出来た女性と、全てを失ってしまった女性が存在することになり、そこから、恐ろしいことが起こるのでした。
突然不幸のどん底に陥ってしまった女性は、本当にかわいそう。
でも、間違った方向に怒りの矛先を持って行くのは、理不尽で、クレアにとっては、災難としかいいようがないです。
ストーリーの進行中、何回も、疑わしいところが出てくるのに、クレアは、人がよくて、全く気が付かない。
もちろん見ている方は、ベートンの目的がある程度分かっているので、そのまどろっこしさに、イライラ、ハラハラしまくりです。
このあたりの構成がうまくて、とてもスリリングでした。
こういう危機的な状況で、よく、ぜんそく患者が登場しますが、見ている方も、息苦しくなって、さらに緊張感が高まります。
古い映画ですが、スリル&サスペンスで、面白かったです。まだ未見の方は、お薦めですよ。
若いジュリアン・ムーアも、出てました(^▽^)。(2013,06,23)
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