夢駆ける馬ドリーマー |
2005年 アメリカ 伝記・ファミリー・スポーツ
<監督>ジョン・ゲイティンズ
<キャスト>カート・ラッセル , ダコタ・ファニング , クリス・クリストファーソン , エリザベス・シュー , デヴィッド・モース , オデッド・フェール , フレディ・ロドリゲス
<ストーリー>
ケンタッキー州レキシントン。パーマー牧場で、期待の牝馬ソーニャドールの世話をしていた調教師のベン(カート・ラッセル)だったが、ある日のレースで、ソーニャが骨折してしまう。ベンは、パーマーにソーニャの安楽死を命じられるが、その様子を見ていた娘、ケール(ダコタ・ファニング)の気持ちを考えて、傷ついたソーニャを引き取るのだったが・・・。
<感想>
ハンディを持った馬と、馬好きの少女が織りなす感動物語です。・・・と書くと、ベタな感じがしますが、なんと、これが実話を元にした映画だというのですから、驚きでした。
もちろん、脚色もされていて、いかにも”美しい感動作”になっているのですが、それでも、馬の表情や、走る姿、ダコタちゃんの大人顔負けの演技力のおかげで、十分見た甲斐はありました。
競走馬が骨折したら、体重の重い馬は、治療の見込みがなく、即、安楽死させるというのは、知っていたのですが、安楽死させなくても、立派に生きていけるどころか、再び、走ることも出来るなんて、知りませんでした。確かに、骨折しても、うまく治療さえ出来たら、その骨は、さらに太く頑丈になるので、こんなこともあるんでしょうね〜〜。
そして、も一つ驚いたことは、レースを走るだけでも、莫大なお金がかかると言うこと。だから、金持ちの道楽って、言われるんですね〜〜。
映画に登場する人物は、少なからず皆、心に傷を負っています。そんな彼らに、ソーニャの姿を重ね合わせて、心地よい感動が、得られる映画でした。(2007,08,08)
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