リトル・チルドレン           |  
  
2006年 アメリカ ロマンス    
  
<監督>トッド・フィールド 
<キャスト>ケイト・ウィンスレット ,   パトリック・ウィルソン ,   ジェニファー・コネリー ,   トリニ・アルヴァラード  ,  ジャッキー・アール・ヘイリー 
  
<ストーリー> 
アメリカ、ボストン郊外の住宅街。公園で、3歳のルーシー(セイディー・ゴールドスタイン)を遊ばせているサラ(ケイト・ウィンスレット)は、その日常にうんざりしていた。ある時、その公園に子供を連れた専業主夫のブラッド(パトリック・ウィルソン)がやってくる。いつしかサラは、ブラッド親子とプールに通うようになり、親しさを増してゆく。一方、性犯罪で服役していたロニー(ジャッキー・アール・ヘイリー)が、街に帰ってきて、街は、騒然となる・・・。
  
<感想> 
公園での、サラの独白。 
子供を遊ばせながら、日常の出来事や不満を、ダラダラとおしゃべりする他のお母さん達。彼女たちと一緒にいることに、違和感を感じる彼女。
  
日本でも、子供の公園デビューは、いろいろ大変なのだそうですが、アメリカでも、お母さん事情は、やっぱり同じなんですね〜(^^)。 
公園に来るお母さんたちと気が合わなくても、子供のために、仲のいい振りをしなければならないなんて、なんて気詰まりなんでしょう。 
そんな彼女の前に、魅力的な男性が現れた・・・と言う話です。 
他にも、サラの夫。サラと親しくなる主夫ブラッド。性犯罪の元受刑者ロニー。元警官で、PTSDに苦しむ男。などが登場して、自分の欲求を抑えられない、大人になりきれない大人たちの物語が描かれます。
  
とはいえ、彼らの行動は、少々羽目を外しているようには見えますが、そんなに大きく逸脱しているわけではありません。言ってみれば、それぞれ映画のネタにちょうどいいぐらいの話。だからこそ、この映画を見て、あ、私も・・・と思う人も多いかも。 
ただ、その行為によって、人を傷つけてしまうのは、日常生活上は、やはりNGでしょう。
  
大人と、子供との違いは何か。 
大人は夢を追いかけてはいけないのか。
  
夢を追いかけた後のことを考える・・・それが、大人でしょうか。
  
それにしても、ブラッドは、とことんダメ男でしたねぇ(^^;。ラストの彼なんて、信じられないほど間抜けでした(^^;。
  
主演のケイト・ウィンスレット、いいですね〜。普通の主婦の役でも、とても美しく、体も綺麗です。
彼女の作品選びは、いつもピリッとしたものを感じて、好感持てます。レオとの再共演作も楽しみだ〜〜(^^)。(2008,07,27)
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