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ローン・レンジャー      


2013年 アメリカ
アクション・アドベンチャー・ウェスタン   

<監督>ゴア・ヴァービンスキー
<キャスト>ジョニー・デップ , アーミー・ハマー , トム・ウィルキンソン , ウィリアム・フィクトナー , バリー・ペッパー , ヘレナ・ボナム=カーター , マット・オリアリー , ハリー・トレッダウェイ

<ストーリー>
西部開拓時代のアメリカ。検事のジョン・リード(アーミー・ハマー)は、兄(ダン・リード )たちと共に、無法者を追っていたが、その途中で、兄を殺され、自身も、瀕死の重傷を負うが、不思議な男トント(ジョニー・デップ)に助けられ、兄の復讐を誓う・・・。

<感想>
昔TVシリーズだったそうですが、見たことがないので、あんまり興味も無かったのですが、タダ券が余っていたので、見てきました。

西部開拓時代の話なので、クラシカルな雰囲気が楽しく、また、登場人物の背景も、きちんとわかりやすく描かれていて、すんなり映画に溶け込めました。
ただし、ちょっと盛りだくさんすぎたかな・・・?(^_^;。

正義感に燃える若き検事と、幼い頃の辛い思い出を背負ったインディアンの道行きは、死と隣り合わせの危うさの中にも、クスッと笑えるエピソードも交えてあって、楽しく見ることが出来ました。
トントの魔術によって、死んだはずのジョンが生き返ったり、白馬との会話があったりと、不思議なエピソードもあって、面白いです。

ただ、そんなこんなの話が、少々長くて、中盤は、ちょっと中だるみ感がありました。
でも、それも、終盤のための小休止というところでしょうか、ラストのハデハデなアクションは、大盛り上がりで、ワクワクドキドキ、すごく楽しめました。。
あの音楽(なんていう曲だっけ??)と、それに乗ったアクションの連発は、見事で、それまでの停滞気味な話(まあ、それはそれで、それなりに面白かったんだけど)が一転して、軽快アクション活劇に大変身(^▽^)。

トント役のジョニー・デップは、インディアン役ということで、またまた、インパクトのある?!メイクで、いかにも、彼の好きそうな役どころです。
でも、その派手なメイクも、今回は、相棒役のアーミー・ハマーがステキすぎて、脇役に回ってしまった感じでしたねぇ。
長身で、ルックスもいいアーミー・ハマーは、スーツをきちっと着こなしたときはもちろん、ぼろぼろになった姿も美しくて、うっとりでした(^▽^)。(2013,08,21)



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