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ララピポ |
2008年 日本 コメディー・ロマンス・エロティック
<監督>宮野雅之
<キャスト>成宮寛貴 , 村上知子
<ストーリー>
23歳の栗野健治(成宮寛貴)は、風俗嬢のスカウトマン。女の子に声を掛けては、仕事とセックスとの両方を手に入れていた。彼の部屋の下に住むフリーライターの杉山博(皆川猿時)は、そんな栗野の部屋の様子に聞き耳を立てる事だけが楽しみだった。ある日、彼は、居酒屋で、太ったロリータファッションの女、玉木小百合(村上知子)に声を掛けられる・・・。
<感想>
原作を読んだ時も、あわわわわ、と慌てたのですが、映画の方も、とっても過激(^^)。
映画館に行かなくて良かった〜と、最初は、しみじみ思いながら見てました。
出てくる6人が、すべて、性的に、イタタタタ、という感じの人たちばかり。
たとえば・・・
しばらく女性とエッチしてなくて、一人悶々とする男・・・だったり、
男の甘い言葉に騙されて、とことん墜ちてゆく女・・・だったり、
男とのエッチをカメラで写して、ビデオ屋に売る女・・・だったり、などなど・・・。
それらのイタイ男女が、微妙に絡み合って、物語が進んでゆきます。
過激で露骨な表現に、タジタジだった私も、
見ているうちに、彼らの、それなりに一生懸命生きている姿が、愛おしく思えてきました。
彼らは彼らなりの、そうなってしまった理由とかが、あるわけで、
そういうことを、きちんと見せているところが、この映画のすばらしいところかな。
出演者は、知らない人も多かったけど、みんな体当たり演技です。
ちょい役に見知った人もちょこちょこ出てきて、楽しませてもくれました(^^)。
森三中の村上知子、頑張りました(^^)。
ぴったりはまり過ぎで、すごかったのが、成宮寛貴クン。
いやぁ、いいですね〜〜。
彼って、は虫類顔で、苦手だったんだけど、なかなかたいした役者さんですねぇ〜(^^)。(2010,03,16)
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