レクイエム・フォー・ドリーム           |  
  
2000年 アメリカ 
  
<監督>ダーレン・アロノフスキー 
<キャスト>エレン・バースティン ,   ジャレッド・レトー ,   ジェニファー・コネリー ,   マーロン・ウェイアンズ 
  
<ストーリー> 
孤独な未亡人サラ(エレン・バースティン)は、あるTV番組の大ファンだった。ある日、その番組から出演依頼が来て、有頂天になるが、肥満のために、大切な赤いドレスが、着られず、ダイエットの決心をする。一方、サラのぐーたら息子ハリー(ジャレッド・レトー)は、麻薬の売人としてうまく立ち回ろうとするが・・・。
  
<感想> 
麻薬におぼれてゆく人たちを描いた、ちょっと変わった映画です。 
”変わった”というのは、その人達の中に、麻薬を使っているという意識がなく、おぼれてしまう人も混じっているから。
  
TVが大好きな、孤独な老婦人が陥る怖ろしい罠。 
でもこんなことが行われていたら、誰でも、彼女のようになってしまう可能性があることなので、怖ろしいことですねーーー。
  
一方、彼女の息子は、正真正銘のドラッグ地獄。 
楽をしながら、楽しく、お金を儲けるなんて、そんなうまい話、あるわけないです。 
彼の運命も過酷ですが、彼の恋人の将来は、真っ暗闇ですねぇ・・・。
  
こんな風に、シリアスな話なのですが、コミカルな映像もあったりするので、途中、飽きることなく、見ることが出来ました。
  
主演は、老婦人役のエレン・バースティン。 
彼女がすごいです。 
まさしく、女優魂を見せられた思いです。 
最初は、普通の老女なのですが、中盤から、これでもかというほど老醜も見せてくれます。 
とても憐れで、悲しいのですが、あまりにもすごいので、笑ってしまうほど・・・(^^;。
  
息子には、ジャレッド・レトー。 
若い!!(^^)。
  
その彼女には、ジェニファー・コネリー。 
まだ、少女の面影が残っています。かわいい〜〜!! 
でも、悲惨なんですよーーー(TT)。
  
若い君らは、この映画を観て教訓にしましょう!! 
そして、ダイエット・・・気をつけようね!(2010,01,13)
 |   
 | 
 |