臨死 |
2007年 アメリカ 犯罪・ファンタジー・ミステリー・スリラー
<監督>デヴィッド・S・ゴイヤー
<キャスト>ジャスティン・チャットウィン , マルガリータ・レヴィエヴァ , マーシャ・ゲイ・ハーデン , クリス・マークエット
<ストーリー>
優等生の高校生、ニック(ジャスティン・チャットウィン)は、母親(マーシャ・ゲイ・ハーデン)を嫌い、ロンドンの大学に勝手に進学を決めていたが、渡英するその当日、不良グループのリーダー、アニー(マルガリータ・レヴィエヴァ)に、因縁をつけられて、暴行を受け、半死半生の目に遭ってしまう。その後、ふと気がつくと、学校にいるのだが、誰も自分の存在に気がつかない事に気がつくのだった・・・。
<感想>
これは、アメリカ公開時に予告編を見て、ちょっと面白そう??と思った映画でしたが、日本では、結局、劇場未公開でした。
暴行を受け、半分死にかかった彼は、いわゆる、幽体離脱していて、幽霊のような状態になってしまう。自分では、人にぶつかったり、物を投げたり出来る気がするのに、他の人には、彼が見えず、声も聞こえない。
そのことに彼自身が気がつく時や、実は、まだ死にきっていない事に気がつくシーンなどは、面白かったです。
ただ、その後、だんだん話がむちゃくちゃに・・・(^^;。
自分を殺そうとした人間に、あんな感情を持ったり、自分の体を動かされても、分からない?とか・・・。
まあ、いいんですけどね。つっこみ所が多いのは、それなりに楽しいですから(^^)。
それから、予告編にあった、怖そうなシーンが本編になかったような気がするのですが、それは、私が寝ていたのかしら?(^^;。
主役のニックは、「宇宙戦争」で、トム・クルーズの息子役を演じたジャスティン・チャットウィン。彼は、実写版「ドラゴンボール」で、悟空役をするそうですね。
そして、ニックを半死半生の目に遭わせる不良役、アニーには、マルガリータ・レヴィエヴァ。彼女は、ソ連出身の女優さんで、劇中では、ずっと黒ずくめで、ニット帽をかぶっているのですが、ある時から、劇的に変身するので、これは、要注目でもありますよ(^^)。
何だかな〜〜と思う内容ですが、こういう話が好きな人なら、見てもいいかも(^^)。(2008,10,30)
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