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理想の女(ひと) |
2004年 イギリス・スペイン・イタリア・アメリカ・ルクセンブルグ コメディー・ロマンス
<監督>マイク・バーカー
<キャスト>スカーレット・ヨハンソン , ヘレン・ハント , トム・ウィルキンソン
<ストーリー>
1930年。ニューヨーク社交界の華といわれるメグ・ウィンダミア(スカーレット・ヨハンソン)と夫ロバート(マーク・アンバース)は、イタリアの避暑地、アマルフィを訪れていた。そこには、アメリカ社交界で悪名を馳せていた女性、アーリン(ヘレン・ハント)も滞在中だった。しばらくして、夫ロバートとアーリンの、悪い噂がメグの耳にはいるようになる・・・。
<感想>
オスカー・ワイルドの「ウィンダミア卿夫人の扇」の映画化作品。
サイレントで、昔映画化されたそうですが、今作品は、舞台と年代を少し変更していて、古さを感じさせず、面白く見ることが出来ました。
ヒロインは、初々しく、世間知らずで、しかも、若く美しいメグ。
彼女は、夫ロバートを心から愛していた。
しかし、スキャンダルが大好きな社交界の人々は、バカンスの地においても、そんな二人を、ほっておいてはくれないのでした・・・。
悪名高き女性と夫との悪い噂・・・。
そして、夫のいる自分に言い寄ってくるプレイボーイのダーリントン卿。
果たして彼女の運命は・・・??
と、こういう筋書きですが、コンパクトにうまくまとまっていて、分かりやすいし、感情移入もしやすかったので、ラストは、大泣きしてしまいました。
スカーレット・ヨハンソン演じるメグが、丁寧に描かれていて、とてもかわいらしい新妻であることがよく分かり、みんなが彼女を大切に思う気持ちが伝わってきます。
それでも、ちょっとした誤解が、徐々に、彼女の運命を狂わせ始めて・・・。
5年前のスカーレットが、とっても可愛いです。
反面、ヘレン・ハントが、年取ったな〜〜って、思ったり。
そして、タピィ役のトム・ウィルキンソンが、とってもいいんですよ〜〜。
やっぱりお年寄りって、味があって、いいですね〜(^^)。
お奨め映画ですが、女性向きかも(^^)。(2009,12,06)
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