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ワンドゥギ      


2011年 韓国 (PUNCH)
青春   

<監督>イ・ハン
<キャスト>キム・ユンソク, ユ・アイン , キム・サンホ

<ストーリー>
芸人の父(パク・スヨン)を持つ高校生のワンドゥク(ユ・アイン)は、学校に来ても勉強をしない問題児だった。彼は、いつもお節介をしてくる担任教師ドンジュ(キム・ユンソク)が大嫌いだったのだが・・・。

<感想>
不良少年が主人公のヒューマンドラマということで、あまり見たい気がしなかったのですが、ラストには少し感動してしまうほど面白かったです。
原作は、韓国のベストセラー小説だそうで、ストーリーも、キャラクターもきちんと描かれていました。

複雑な家庭環境で育った主人公ワンドゥクが、周囲の人々の親切を迷惑と感じながらも、徐々に立ち直ってゆく姿を描いています。
不良少年がスポーツによって更生してゆく話は、青春物として大道ですが、それでも、やっぱり感動できます。
毛嫌いしていた教師の本当の気持ちが理解出来たのも、彼の成長によるところでしょう。

終盤はいい事ずくめだったので、逆に、最後に何か悪い事が起こるのではと、ちょっと心配になってしまいました。

主演のユ・アインが表情豊かで、とてもいいです。
そんなにハンサムではないのですが、見ているうちに、とてもいい男に見えてきました(^▽^)。
教師役のキム・ユンソクも、安定していて、安心して見ていられました。

一つ疑問なのが主人公の名前がワンドゥクなのに、邦題が「ワンドゥギ」となっている事。韓国特有の言い回しかなにかでしょうか。ちなみに、韓国の英題は、「PUNCH」です。(2022,06,27)



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