300 スリーハンドレッド           |  
  
2007年 アメリカ アクション・歴史・戦争    
  
<監督>ザック・スナイダー  
<キャスト>ジェラルド・バトラー  ,   レナ・ヘディ  ,   デヴィッド・ウェンハム  ,  ドミニク・ウェスト  ,  マイケル・ファスベンダー
  
<ストーリー> 
戦えない子供は、谷底に捨てられ、厳しい試練に耐えて初めて戦士と認められるなど、厳格なルールの元に作り上げられた国家、スパルタ。そのスパルタに、大帝国ペルシアが、服従するようにと、使者を送ってきた。スパルタの王、レオニダス(ジェラルド・バトラー)は、ペルシアの要求を拒み、100万の軍勢を誇るペルシアと戦うという無謀な選択をする・・・。
  
<感想> 
ちょっと苦手だった「シン・シティ」風の映像のこの映画。あまり見る気はなかったのですが、映画の趣味が全く合わない人に誘われて(^^;、見てきました。 
「シン・シティ」は、途中で気分が悪くなってしまったので、同じ原作者のこの映画も、ちょっとヤバイかなぁと、ビビリながら見ましたが、これは大丈夫でした(^^)。
  
映像は、予告編で見たとおりの、あの雰囲気で、全編終始します。単調な色彩なので、途中で、飽きるかもしれないと、思っていたのですが、物語の面白さと、戦闘の迫力で、そんなことはありませんでした。
  
特異なのは、スパルタの教育です。 
強い戦士を育てることを国家の最大の目標とし、生まれた子供は審査を受け、それに通らない虚弱者と見なされると、そのまま谷底へ捨てられ、18歳で成人になるまでに、過酷な訓練とスパルタ人としての教育をたたき込まれる。その他にも、興味深いスパルタの制度などがウィキペディアに、書いてあったので、興味のある方は、どうぞ。
  
スパルタ国王のレオニダスは、国を守るために、300人の最強軍団を率いて、100万人のペルシアの大軍に戦いを挑みます。 
ストーリーには、夫婦愛、親子愛、弱者と強者、裏切りと信頼、知略と統制等々、色々なことが、シンプルに描かれていて、分かりやすく、且つ、エキサイティングでした。
  
戦士たちは、皆、見事な肉体を、誇らしげに見せつけ、その勇猛果敢な戦いぶりをふんだんに見せてくれます。 
私としては、過度な筋肉クンは、苦手なのですが、戦いのために必然的に付いたと思われる、しなやかで強靱な筋肉は、なかなか良いものだなぁと思ったりいたしました(^^)。
  
首が飛んだり、死体が積み上げられたりと、残虐シーンも、多々ありますが、色が抑えられているので、比較的見やすかったです。 
戦争映画だし、これはやっぱり、男性に好まれそうな映画ですねぇ(^^)。(2007,06,11)
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