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1秒先の彼女      


2020年 台湾(消失的情人節)
ロマンス・ファンタジー・SF   

<監督>チェン・ユーシュン
<キャスト>リウ・グァンティン, リー・ペイユー

<ストーリー>
人より一ワンテンポ速いシャオチー(リウ・グァンティン)は、それが原因で、何かとトラブルに遭遇していたが、そんな彼女も30才。ある日、素敵な男性に巡り会う・・・。

<感想>
珍しく台湾のラブコメ作品です。

30にして幸せなバレンタインデーを迎えられると思っていたヒロインが、思いもかけない事象に遭遇して、その謎を追いかけてゆくストーリーでした。

日本の昭和の時代を思わせるようなノスタルジー感と、不思議感覚のファンタジーで、なかなか新鮮で面白かったです。
途中で、ちょっと停滞気味になり、眠気もさしましたが、その後持ち直して最後まで見ることが出来ました。

最初、ヒロイン役の女優さんが、あまり美人ではないので、ちょっとがっかりしたのですが、見ているうちに、その豊かな表情と、表現力に引き込まれてゆきました。そしてまた、見ているうちに、どんどん綺麗に見えてくるのが不思議な女優さんでした。彼女だからこそこの映画が生きたのだろうと思われます。

どうして彼女だけ大切な一日を失ってしまったのかが、明確には説明されていませんでしたが、”一秒先の彼女”だったからなのでしょうかね。

日本でも、男女を入れ替えて、岡田将生、清原果耶でリメイクされたそうです。(2024,01,09)






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