AI崩壊　　　　　　 ２０２０年　日本　 アクション・サスペンス・SF　　　　 ＜監督＞入江悠 ＜キャスト＞大沢たかお, 賀来賢人 , 岩田剛典, 玉城ティナ, 余貴美子, 松嶋菜々子, 三浦友和, 広瀬アリス , 冨家ノリマサ ＜ストーリー＞ 2030年。医療AI”のぞみ”に管理された日本で、人々は便利で安全な生活を送っていたが、ある時、”のぞみ”が暴走し始め、開発者の桐生（大沢たかお）がサイバーテロの犯人だとされる・・・。 ＜感想＞ 日本の近未来SF映画？！なんだかつまらなさそう・・・と思いながら見始めました。 AIの暴走、犯人の追跡劇など、どこかで見たことのあるようなシーンもありましたが、 近未来的なビジュアルはスマートで、桐生が追跡されるシーンもテンポ良く、 お互いに手の内を知り尽くした者同士が、相手の裏をかこうと奔走する様子は、面白かったです。 ただ、途中で、セキュリティ的にあり得ないような、都合のいい展開が気になってしまいました。 いくら何でも、大切なデータをそのままにしておくなんて・・・(^_^;。 近未来、この映画のように、AIで、全てを一元管理するようなことになるのか、ならないのか。 個人情報は、デジタル管理する世の中になりそうですが、健康まで管理されるのは、なんだか身体を乗っ取られるようで、勘弁して欲しいですし、その結果起こるかも知れない命の選択も恐ろしい。 主演は、苦手な大沢たかおですが、安定していて安心して見ていられました。 子役に田牧そらちゃんが出ていたのがうれしかったです(^_^)。(2021,01,31)