The　Crossing　ザ・クロッシング　Part�U　　　　　　 ２０１５年　中国　（太平輪 彼岸） ロマンス　　　 ＜監督＞ジョン・ウー ＜キャスト＞チャン・ツィイー, 金城武, ソン・ヘギョ, トン・ダーウェイ, 長澤まさみ, 黒木瞳 ＜ストーリー＞ 中国内戦後期の１９４９年、上海から台湾に向かう大型客船、太平輪は、中国からの難民を定員以上乗せ、さらに、物資を過積載した上、無灯火で航行中、貨物船と衝突して沈没した。船には、イェン・ザークン（金城武）やユイ・チェン（チャン・ツィイー）らが乗り合わせていた・・・。 ＜感想＞ 「The　Crossing　ザ・クロッシング　Part�T」の続編です。 冒頭は、前編の復習と、未公開シーンも挿入されていて、わかりやすくなっていました。 そして、”太平輪”の話へと続いてゆきます。 太平輪沈没のことは、この映画ではじめて知ったのですが、 前編の中国題名も（太平輪（上））なので、ジョン・ウー監督は、最初からこの沈没事故のことをメインに描きたかったようです。 この沈没事故は、”中国のタイタニック号沈没事故”といわれているそうで、たしかに、映画「タイタニック」を彷彿させられました。 というか、船に乗り込むまでと、船の中での様子、そして、沈没当時の模様など、本当にそっくりでした(ﾟﾛﾟ)。 そのどさくさの中には、イェン・ザークン（金城武）やユイ・チェン（チャン・ツィイー）がいて、彼らの運命も、交錯しながら結末へと導かれてゆくのでした。 たいそうお金のかかった映画のようですが、戦争を描きたかったのか、沈没事故を描きたかったのか？？ 沈没事故だけでは、あまりにもタイタニックになってしまうので、日中戦争や内戦も取り込んでみましたという感じでしょうか。 でも、２作とも十分に美男美女を堪能できたので、そこのところは、楽しめました(^▽^)。 (2020,08,02)