Emma エマ           |  
  
1996年 イギリス 
コメディー・ロマンス    
  
<監督>ダグラス・マクグラス 
<キャスト>グウィネス・パルトロー,   トニ・コレット ,   アラン・カミング ,   ユアン・マクレガー
 ジェレミー・ノーサム ,   ポリー・ウォーカー 
  
<ストーリー> 
19世紀、イギリス。上流階級の娘、エマ(グウィネス・パルトロー)は、友人のハリエット(トニ・コレット)を牧師エルトンさん(アラン・カミング)と結婚させようとするが、うまくいかなかった。そんな彼女のお節介を、兄のように慕うナイトリー(ジェレミー・ノーサム)にしかられてしまう。大いに反省するエマだったが・・・。
  
<感想> 
久しぶりに見ました。 
先日原作「エマ」を読んだばかりだったので、以前見たときよりも、さらに面白かったです。
  
エマの、思い違いによる失敗に、ハラハラさせられますが、 
失敗しても、きちんと間違いを認めて、素直に反省するところが、彼女の偉いところです。
  
ストーリーばかりでなく、当時のお金持ちたちの優雅な生活の様子を見れるのも楽しみのひとつです。 
毎日あくせく仕事などしなくても、毎年決まった収入があり、 
女性は家で、刺繍をしたり、お友達を招待して、おしゃべりや、食事をしたり、健康のために散歩が日課だったり。 
そして、大きなイベントとしては、舞踏会とか、ハイキング。 
広大な土地に建つお屋敷で、召使いたちに身の回りをしてもらう生活。 
なんて、うらやましいんでしょう〜〜(^^)。 
その代わり、お金持ちの義務のような形で、恵まれない人たちを見舞ったり、食べ物を持って行ったりするんですね。 
こういうことからボランティアって、始まったんでしょうか。
  
14年も前の映画なので、出演者も、皆初々しい(^^)。 
グウィネス・パルトローは、これが初主演で、若いのに、自分を冷静に見つめて、人のお節介ばかりを焼きたがる、お金持ちのお嬢さまを嫌みなく演じていて、かわいらしいです。
  
ハリエット役は、驚くなかれトニ・コレット。 
この頃の彼女は、だいぶふっくらさんで、かわいらしいのですが、イメージには、合いませんでした(^^;。
  
そして、原作を読んでいたときから注目していたナイトリーさん役は、ジェレミー・ノーサム。 
この配役も、ちょっとがっかりかな(^^;。 
でも、若きユアン・マクレガーも見ることが出来たし、満足できました(^^)。(2010,08,29)
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