FLU 運命の36時間 |
2013年 韓国 (THE FLU)
サスペンス・パニック
<監督>キム・ソンス
<キャスト>チャン・ヒョク, スエ , ユ・ヘジン, パク・ヒョジュ, マ・ドンソク
<ストーリー>
ウィルスによる感染症が爆発的に拡大し、人々が混乱に陥る中、救急隊員のジグ(チャン・ヒョク)は、好意を寄せる女性イネ(スエ)の一人娘(パク・ミナ)を守ろうとするが・・・。
<感想>
2013年の韓国映画です。
題名の”FLU”とは、インフルエンザのことで、この映画は、鳥インフルエンザH5N1におけるパンデミックを描いた作品です。
致死率が高いH5N1が何らかの方法で、爆発的に広がったらどうなるかという、仮想の映画ですが、
新型コロナ感染症の爆発的な流行を体験した後に見ると、現実味を帯びた話で背筋がゾッとします。
実際に、映画の中では、飛沫感染で病気が止めどなく広がってゆく様子が、描かれていて、
コロナ前には、映画の中だけの出来事と見ていられたものが、コロナ後の今となっては、現実にあり得る事としてリアルに感じられます。
感染者の隔離、都市封鎖、そして汚染地域の爆撃命令!
これらのことがスピーディーに進んでゆきました。
”運命の36時間”とありますが、36時間では、ウィルスに対して有効な防御方法は、決してここまで進まないことと思われますが、そこは映画なのでね。
でも、コロナ禍後に見ても、決して絵空事でないリアルな惨状と対策が描かれていて、よく出来ていると思いました。
また、この映画でも子役ちゃんが大活躍です。
おしゃまな女の子ですが、終盤には大活躍で、涙を誘われました。(2022,08,22)
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