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NINE      


2009年 アメリカ ミュージカル・ロマンス   

<監督>ロブ・マーシャル
<キャスト>ダニエル・デイ=ルイス , マリオン・コティヤール , ペネロペ・クルス , ジュディ・デンチ , ケイト・ハドソン , ニコール・キッドマン , ソフィア・ローレン , エリオ・ジェルマーノ

<ストーリー>
映画監督のグイド(ダニエル・デイ=ルイス)は、新作映画「イタリア」の発表日を迎えるが、実は、脚本が全く書けていなかった。進退窮まったグイドは、それまで彼に関わった女性達のことを思って、現実逃避するようになる・・・。

<感想>
こんなに豪華なキャストなのに、アメリカでの公開時には、思ったほど話題にもならず、
アカデミー賞や他の賞獲りでもぱっとせず、
日本での評価もイマイチのようですが、
それでも、十分、私は楽しめました。
というよりも、豪華絢爛で、とっても満足できました。

確かに、ストーリー性は、薄くて、
ほとんどが、女たらしで、才能の枯れかけた?!映画監督グイドの妄想を描いているのですが、
でも、キャストの皆さん、歌も踊りも、見応え十分!!
ひとつの楽曲だけでも、それはそれは、満足度の高いものでした(^^)。

豪華キャストの面々は、あらかじめ、情報として入ってきていたけれど、
誰がどんな役をして、どんな葛藤を持つのかは知らずに見たので、
あぁ、この人は、こうで、あの人は、こういう事だったのね!
と、面白かったです。

それに、思わぬ人たちが、見事な歌声を聞かせてくれたりして、
新鮮な驚きもありました。
ダニエルも、ケイトも、こんなにすばらしいとは!そして何より驚いたのは、ジュディ・デンチ。
なんてことでしょう!!(^^)

やはり、ハリウッドのスターって、ただ者じゃないですね!(^^)。

この映画のオリジナルは、フェデリコ・フェリーニ監督の自伝的映画「8 1/2」だそうで、録画してあると思うので、見てみなくっちゃです(^^)。(2010,03,20)



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