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Red      


2020年 日本
ロマンス   

<監督>三島有紀子
<キャスト>夏帆, 妻夫木聡, 柄本佑, 片岡礼子, 余貴美子, 間宮祥太朗

<ストーリー>
夫(間宮祥太朗)と娘、夫の両親と幸せに暮らす主婦の村主塔子(夏帆)は、あるパーティーで、昔の恋人鞍田(妻夫木聡)と再会する。その後、彼の働く会社に再就職した塔子は・・・。

<感想>
夏帆と妻夫木聡主演の官能ラブロマンスです。

主人公、塔子の、一見何不自由のない生活の中に垣間見える”嫁”として生きる煩わしさが、家の中の描写でにじみ出ていました。
でも、端から見ればそれは、立派な家に、優しい旦那様、物わかりのいい義母と、いかにも贅沢で幸せそのものの家族なのでした。
それでも、心の中に、他の何かを求めてしまうのが女の性(さが)?!なのでしょうかね。
でもそれならば、「なぜ結婚したの?」と言う所に帰結してしまうような気がします。
江戸時代?!ならともかく、家同士が決めたわけではなく、自分で決めた結婚のはずなのに・・・。

しかし、昔の男と再会して、駆け落ちって、やっぱりスリリングで、お話として見る分には、引き込まれてしまいました(^▽^)。
相手の男(妻夫木聡)も、かっこいいし(^▽^)。
このどうしようもない二人の未来は、何が待ち受けているのか??
でも、彼女がどんなに言い訳したとしても、捨てられた!夫と娘が哀れで、可哀想すぎました。
気がまわらないところはあっても、それなりに優しい夫だし、最愛の娘のはずなのに・・・。

原作は、島本理生の同名小説だそうです。
映像にしたから、塔子がこんなに自分勝手に見えたのでしょうか。原作を読んだら、また、イメージが変わるのかな。

主演の夏帆は、かわいらしい女性から、女の顔を覗かせていて、妻夫木聡とのベッドシーンはセクシーでした。(2021,10,31)



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