X-ファイル:真実を求めて         |  
  
2008年 アメリカ ミステリー・SF    
  
<監督>クリス・カーター 
<キャスト>デヴィッド・ドゥカヴニー ,   ジリアン・アンダーソン ,   アマンダ・ピート ,   ビリー・コノリー ,   ニッキー・エイコックス 
  
<ストーリー> 
ある女性FBI捜査官が失踪した。現場付近でサイキックな透視能力を持つ神父ジョー(ビリー・コノリー)が、雪に埋もれた切断された男性の腕を発見する。そこで、FBIは、超常現象に詳しい、元FBI捜査官のスカリー(ジリアン・アンダーソン)とモルダー(デヴィッド・ドゥカヴニー)に、捜査協力を依頼する。しかし、神父ジョーには、少年への性的虐待の過去があり、スカリーは、彼を信用できなかった・・・。
  
<感想> 
昔大好きで、毎週見ていた「X-ファイル」が帰ってきました。 
でも、なんと、6年ぶりですって!ちょっと間隔があきすぎてしまって、今更ねぇ・・・って気もしましたが、せっかくなので、映画館で見てきました。
  
6年も経つと、モルダーと、スカリーが、最後、どうなったのか、すっかり忘れてしまっていて、我ながらびっくり(^^;。 
今は、ふたりとも、FBIをやめ、スカリーは、病院で医師として勤務し、モルダーは、ひたすら自分の好きな超常現象の研究に没頭する・・・という生活をしていました。 
私としては、彼らふたりの関係なんて、どうでもいいって気もして、ふたりの確執とか、FBIとの軋轢とか、いまさらそんなことを繰り返されても、あんまり面白いと感じませんでした。 
でも、このあたりは、TVシリーズをずっと手がけてきたクリス・カーター監督には、思い入れがあるのでしょうね〜。 
私は、それよりも、超常的な事件の方に期待しました。
  
でも・・・。 
事件の方も、お粗末でした(^^;。 
だいたい、どうして、この事件にサイキッカーの変○神父が、こんなに重要な役回りで、関わるようになったのか。FBIは、いまや公然と、捜査に、超能力者の力を利用するようになったとでもいうのでしょうか?? 
そして、スカリーとモルダーも、FBI捜査官でもないのに、事件に協力?! 
しかも、スカリーは、医者として担当する患者の手術をこなしながら捜査協力ですよ。考えられないーーー(^^;。 
そして、事件と言えば、あれですからねーーー。もう、本当に、がっかり。 
こんな事件なら、このふたりの捜査協力なんて、いらないじゃん! 
同じ嘘くさい話ならば、宇宙人物の方がずっといいですよーーー。
  
終了間際に、懐かしいあの方も出てきて、ちょっとニヤリと出来たのが、うれしかったのと、昔このシリーズのファンだったので、2点にしましたが、1点でもいいぐらいに、がっかりの出来の映画でした。(2008,11,14)
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