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「どんどん橋落ちた」 綾辻行人 2001.02.16







必要な手がかりはすべて提出された。真相はたったひとつ。
無類の稚気とフェア・プレイ精神あふれる綾辻流本格ミステリ、お待ちかねの最新傑作集。(帯より)

綾辻行人フリークの私が、読み落としていた短編集。
こんな本が、発売されていたとは、とんと知らなかった(T_T)。
表題作の「どんどん橋落ちた」と、「ぼうぼう山燃えた」「意外な犯人」の、3作品は、
謎の青年U君が、綾辻氏に、挑戦する形の短編。
伏線が、しっかり張られていて、さすがです。
「伊園家の崩壊」は、日本人なら、誰でもよく知っている、ある家庭の崩壊してゆく様を
殺人事件を絡めて描いています。
これは、後味悪かった(T_T)。
一番よかったのは、私も、犯人が分かった(^^)「意外な犯人」です。
それにしても、綾辻さん、本編の中でも書いているように、
「悪夢のプロジェクト」のYAKATAに、心血を注ぎ込んだため、未だ、新作が、出てない模様(T_T)。
早期の復活を望みます〜〜。