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「嘘をもうひとつだけ」  東野圭吾 2002.02.04











誰もが平気でうそをつくわけではない。
正直に生きていきたいと望んでいたのに、落とし穴にはまりこみ思わぬ過ちを犯してしまった人間たち。
そしてそれを隠すため、さらに秘密を抱え込む・・・・。(帯より)



・嘘をもうひとつだけ・・・自宅マンションのバルコニーから転落死したのは、元バレリーナだった。
・冷たい灼熱・・・洋次が、仕事から帰ると、家の中には、妻の死体が。そして、まもなく1才になる息子の姿も消えていた。
・第二の希望・・・娘をオリンピックの体操選手にするために一心に頑張ってきた真智子の家に、死体が一つ・・・
・狂った計算・・・夫を事故でなくした奈央子は、毎日、菊とマーガレットを花屋で買ってゆく。
・友の助言・・・友達に会いに行く途中萩原は、運転中に急に眠気が差して、事故を起こしてしまった。


練馬警察署の加賀刑事の勘が冴え渡る、嘘の絡んだ6つの事件。
突然起きた事故や、事件なのに、みんな自分を守るために必死につく嘘。
私だったら、こんなにうまく嘘をつけるかしら・・・? 
きっと、ただただ、慌てふためいて、何も思い浮かばないと思う・・・。