「作家小説」　 有栖川有栖　2002.02.19

職業には向かない職業！？
ミステリよりミステリアスな、作家という職業の「謎」に本格ミステリ作家・有栖川有栖が挑戦。
作家だらけの連作小説（帯より）

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８編の短編を集めた作品集です。
どれも、ひねりが効いてて、面白かったです。

・書く機械・・・・・・・・・・・・・	う〜ん、すごいです。新人作家と、編集者との関係。人気作家以外は、作家さんも大変なのね。
・殺しにくるもの・・・・・・・・	被害者の繋がりは、分からないでしょうね・・・
・締切二日前・・・・・・・・・・	うふふ、こう来ましたか！
・奇骨先生・・・・・・・・・・・・	出版社と、書店の関係。驚きです。これじゃあ、自転車操業そのもの。
・サイン会の憂鬱・・・・・・	おもしろい！作家にとって、サイン会って、結構いやな物なのかな。こんな困ったことが、有栖川さんにもあったのかも・・・？
・作家漫才・・・・・・・・・・・・	あはは、さすがに、大阪人！！　ばっちりです！
・書かないでくれます？・・	面白いネタがあったら、書かずにいられない作家の性・・・
・夢物語・・・・・・・・・・・・・・・	あとがきに、有栖川さんも書いてられるように、締めの一作です。