恋しくて、もう死んでしまいたくなる・・・ 18歳のわたしはエマからすべてを学んだ。 どんなふうに男から抱かれるのか、どんな ふうに喘ぐのか、どうやって悦楽のさなかに 落ちていくのか。 (帯より) 不思議な魅力をたたえたエマ。 読んでいると、エマになった気分で、ジンのロックを飲みたくなります。 そして、本当に、ジンを買ってきてしまったのは、私だけでしょうか・・・・・・だけでしょうね(^^; でも、ここだけの話、ジンって、40度もあるんです(^^; 氷に注ぐと、見る見るうちに氷が溶けてゆく・・・(^^;(^^; もちろん一口飲むと、もうヘロヘロです(^^; まあ、そんなことは、いいとして・・・ 不思議なエマの魅力にとりつかれた、佐伯や、野乃や、晋平、そして、そのほかたくさんの人々。 前半は、そんなエマの自由奔放な生活ぶりを描いていて、ちょっと退屈。 そんな完璧な人っている? 退屈と言うより、私の嫉妬でしょうかね。 でも、その彼女の心が乱れはじめると、俄然面白くなりました。 ・・・こういう私って、人の不幸を喜ぶような人なのですね(^^; エマも、野乃も許せるけれど、途中の晋平の態度だけは、許せないです。 |