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「ジェヴォーダンの獣」   
ピエール・ペロー 02.10.15




1764年フランス中南部の辺境地ジェヴォーダン。
一匹の謎の獣によって、100人を超える人々が次々と惨殺される事件がおこる。
時が経ち、女と子供ばかりを狙った事件の噂はルイ15世の耳にまで届き、
国王は獣の正体を突き止めるため、若く知性あふれる博物学者グレゴワール・ド・フロンサックに調査を命じる。
フォロンサックは兄弟の契りを結ぶモホーク族出身のマニとともに、ジェヴォーダンへと向かうが・・・。
果たして獣の正体とは?彼らを待ち受ける驚愕の真実とは?
〈フランス史上最大の謎〉が今、解き明かされる! (裏表紙より)




映画を見るのを待ちきれずに本から先に読んでしまいました。
面白かったです。
この元になった事件は、実話だそうで、実際にたくさんの人々が犠牲になって、今なお、その謎は解明されてないそうです。

この本は、この事件に新たな解釈を加えて、スリリングな物語になっています。
ヒーロー、ヒロイン、憎まれ役と、謎の獣。いかにも面白そうな素材が並んでいます。
読みながら、映画の配役のヴァンカン・カッセルや、モニカ・ベルッチの顔がちらちらと浮かびます。これで、ますます映画を見るのが楽しみになりました(^^)。