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「スターと私の映会話」
戸田奈津子 03.10.11
”映画で英語”の決定版「男と女のスリリング」PART2
戸田奈津子さんのおタカラ公開!
「神戸ビーフ」と箸でお皿を叩いて催促するトム・クルーズ。
部屋に閉じこもってギターをつま弾くブラッド・ピット。
字幕翻訳の第一人者がそっと教えてくれる、スターのとっておきエピソードと、
イキイキ英会話のヒント集!
(帯より)
これは、レオナルド・ディカプリオの知られざる素顔が何か書かれていないかと思って手に取った本です。
残念ながら彼のことは、もうすでに出尽くした感じで、新しい発見はありませんでしたが、それでも、他のスターの来日時のプライベートな一面が書かれていて、意外に感じることも多々あり、収穫の多い本でした。
この本の趣旨は、映画で英語を勉強しようというもので、もちろん、堅苦しくなく面白く書いてあるのですが、私にとっては、英語の勉強は、1割、その他は、映画のエピソードへの興味でした。
もちろん、英語の勉強にもなったでしょうけど、ほとんどもうすでに忘れてしまったと言っても過言ではないです、ハイ(^^;。
トム・クルーズのサービス精神旺盛なこととか、ブラピの追っかけられるの大嫌い!というのは、知っていましたが、ハリソン・フォードが地味で超真面目とか、デンゼル・ワシントンが実は三枚目とか、ブルース・ウィリスが、映画会社泣かせの「困ったちゃん」だったとか、ほんと、面白かったです〜(^^)。
また、この本の中に取り上げられている映画、91作品中75作品は、鑑賞済みでしたので、ネタバレも気にしないですんだので、それも楽しく読めた一因でしょう。
1本の映画でひとつの英語会話をマスターしようという戸田さんの言葉には、なかなか説得力があります。
もし私がこれを実行していたら、今頃、英会話が、ペラペラになっていたはずなのになぁ。
心がけひとつで、人間、成長したり、何も起こらなかったりするんだと、今更ながら感じ入った本でした(^^;。