シネマチェックトップページbook作家別index題名別index     




「A HAPPY LUCKY MAN」    
福田栄一  




また、イヤな予感が・・・(^^;
落とせない単位、厳しい教授、猶予は一週間・・・。
忙しいときに限って、次々と面倒ごとが舞い込んでくる。
涙なしでは読めない(笑)
お人好しすぎる若者の絶体絶命日常冒険小説! (朝日新聞広告欄より)


ある大学の県人寮で寮長を務めるある好青年の1週間の物語です。
本の説明通り、次から次へと面倒ごとが舞い込んできて、絶対落とせない授業の論文が書けない!!という話。
なんて事ない日常の様々な面倒ごとが、こうもまとめて発生してしまうと、これはもう大変です。
しかも、この青年、真面目で、お人好しなので、人ごとなのに、せっせとその仕事を引き受けて、墓穴を掘っていくのです。
ちょっと好青年過ぎて、嘘っぽくてしょうがないですが、まあ、気楽に楽しく読めました。
そんな大変な時にも、ただ酒を飲める機会があると一気にうれしくなってしまうあたり、好印象ですね〜(^^)。
そして、ラスト、その論文はどうなるのか???れれれ?!やっぱり、今時の大学生でした〜〜(^^)。 (2004.03.08)