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「τになるまで待って」
森博嗣  



森林の中に佇立する≪伽羅離館≫
”超能力者”神居静哉のべっそうである
この洋館を、7名の人物が訪れた。
雷鳴、閉ざされた扉、繋がらない電話、
晩餐の後に起きる密室殺人。
被害者が殺される直前に聞いていたラジオドラマは
『τになるまで待って』。
”ミステリー”に森ミステリィが挑む、
絶好調Gシリーズ第3弾!(帯より)



久しぶりの森作品。
Gシリーズと言われるもので、加部谷、海月、山吹の3人が登場してます。私は、うっかりしたことに、2作目の「θは遊んでくれたよ」を読みのがしていることに、読み終わってから気がつきました(^^;。
だからなのか、どうなのか、本作を読んで、唖然!!!!!としてしまいましたよーーー(^^;。
えっ?!なに?!・・・・・・

1作目の「Φは壊れたね」は、新しいGシリーズとして、新しい登場人物が出てきて、それなりに楽しめたので、本作も、割と楽しんで読めました。
なんと言っても、加部谷女子の一人相撲が面白くて・・・もちろん言葉の上の、ですが・・・電車の中で読んで、思わずニヤついてしまい、周りの視線を一身に集めた・・・ような気がして、居心地の悪い思いをしたりしました。

読み進むうちに、結論部分のページ数が極端に少ないことに危惧は抱いたのですが、こんな終わり方とは・・・(T_T)。
この尻切れトンボでおしまいということはないのでしょう??????
このシリーズって、連続ものだったわけ????
と、謎は、果てしなく広がるのでしたーーーー(^^;。 (2006.02.12)