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「少し変わった子あります」
森 博嗣
上品でおいしい孤独をどうぞ。
謎めいた料理店で出会う
”少し変わった子”たちが、
あなたを幻想的な
世界へと誘うーーー (帯より)
「少し変わった子あります」という変わった題の本は、内容も”少し変わって”いました(^^)。
えっ?!これが、森博嗣??と思うぐらい、今までのイメージと変わっています。
でも、この本の主人公、小山教授と、森博嗣のイメージは、重なるような気もしますね(^^)。
会社の後輩に教えて貰ったこの風変わりな料亭。毎回、場所が変わり、必ず一人で行かなければならない。そして、食事を共にしてくれる女の子もその時1回限り。
初対面の女の子と、食事を共にするって、どんなものでしょう。
よくおしゃべりする子、全くしゃべらない子、嘘をつく子などなど。
そういったことを楽しめる人だちだけの秘密クラブみたいなものでしょうか。
そして、ラスト・・・。結局、謎は解けないのですが、なかなかおしゃれですね〜。
このセンスは、やはり、森さんらしいです。 私の出した結論は、
結局みんなキツネに化かされた
のね〜。なのですが、本当は、どうなんでしょうね(^^)。(空白を読みたい方は反転してくださいね) (2006.11.02)