「一瞬の風になれ　�A　ヨウイ」 　　佐藤　多佳子 　　 駆け抜ける爽快感。切なさが胸に迫る極上の青春小説！ （帯より） 陸上を始めたばかりで、右往左往した１年生。 そんな新二も、２年生になり、陸上の楽しさも、怖さも分かってきた頃。 新入部員を迎えて、いよいよ、新二たち２年生が、部の中心となってくる。 そして、彼には、ちょっと気になる女の子もいたりして・・・(^^)。 家では、兄の健一が、いよいよ、プロサッカーチームに入団です。前途洋々ですね(^^)。 コンマ００秒を競う陸上は、シビアな世界だけれど、新二たちは、あくまでも、さわやかに、楽しんで、高校時代を送っているのが、うれしく、またうらやましい。 そして、ちょっとずつ、彼が、成長しているのも分かって、まるで我が子の成長を見守る母親のような気分です(^^)。 ただ、ラスト前の出来事には、泣かされました。 ちょうどお風呂で読んでいたので、思いっきり号泣です。 顔の造作が、ちょっと変わってしまったかも。 こんな厳しい試練を乗り越えて、彼らは、大きくなってゆくのでしょうか。もちろん、そうであることを望みます。 �Bへつづく・・・。 (2007.04.23)