「インドなんて二度と行くか!ボケ!!
・・・でもまた行きたいかも」
さくら剛
引きこもりの著者が、ニートの現状を憂い一念発起してインドへ出発。1ヶ月の間に出会った人々や騙された思い出など、トラブルだらけの道中を、笑いを誘う文章とたくさんの写真で振り返る、新感覚旅行記。
(「MARC」データベースより)
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Webサイトで書きつづった旅行記が、トータル50万ヒットを超える大人気となったそうです。その旅行記の書籍化です。
題名もインパクトがありますが、内容も、とびきり、すごいです。
こんな事とも知らず、電車の中で読み始めた私は、ひどい目に遭いました。
だいたい、大きな文字で「インド人全員殺す。」とか「二度と来るかボケ!!」とか書いてあるので、周りの目が気になって、ちょっと恥ずかしい。
でも、それは、まだ、いいんです。
もし、次のページに進んだら、自分が、絶対に声を出して大爆笑してしまうことが確実に分かった場合、しかもそれが、乗車率50%の電車の中だったとしたら、どうします?!私は、そんな自分が怖ろしくて、次のページに進めず、ずっと同じページを見続けました。それでも、笑いがこみ上げてきてしまうことの怖ろしさ!(^^;。
この本を読む時は、絶対に、一人の部屋で読むことをお奨めします。そして、大声を上げて笑いましょう。それが、健康上、一番、いい読み方だと思います(^^)。間違っても、公衆の面前で読まないように・・・。
それにしても、恐るべき、インド!
私は、絶対に行かれそうにありません。
まず、トイレがダメ!食事もダメ!ベッドもダメ!そして、ガンジス川もダメかも・・・(^^;。
インドに行った人は、大嫌いになって帰るか、大好きになって帰るか、どちらかだといわれますが、こんな題名の本を書いた著者ですが、彼は、きっと後者ですね。
この本を読み終わる頃には、引きこもりで、ニートという、彼のことが、とても頼もしく思えてしまいました。
すばらしいわ!さくら剛さん!!(^^)
(2008,06,09)
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