「きのうの世界」
恩田陸
失踪した男は遠く離れた場所で殺されていた 塔と水路の町にある「水無月橋」。霜の降りるような寒い朝、殺人事件が起こる。バス停に捨てられていた地図に残された赤い矢印は……? 恩田陸待望の新刊。
(内容紹介より)
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いつもいろいろな世界を見せてくれる恩田陸さんです。
読んでみるまで、そして読み終わるまで、どのような事が待ち受けているか分からない、そんなドキドキした感覚で読み続けました。
最初は、観光案内のような出だしです。
そして、殺人事件があったことが分かり、推理小説へ・・・。
本格推理小説になるのかと思ったら、結末は・・・。
読みながらいろいろ想像したり、推理していましたが、ことごとくはずれました(^^)。
でも、だからこその面白さで、最後まで引っ張ってくれました。
ラストがこうなるとは、誰が想像できたでしょうか??!!(^^)。
普通だったら、この意外さ、途方もなさに、怒ってしまうところですが、恩田さんならアリかな〜と、思わされました。
世の中、やっぱり謎ばかり〜〜(^^)。
(2008,12,13)
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