「GOTH モリノヨル」
乙一
―12月のある土曜日、森野夜は人気のない森に入っていく。そこは7年前に少女の死体が遺棄された現場だった。「死体をふりをして記念写真を撮る」つもりだった彼女は、誰もいないはずのそこで、ある男に出会う―。
(内容紹介より)
「GOTH リストカット事件」を読もうとして、間違えてこれを読んでしまいました。
大失敗です(^^;。
「リストカット事件」の方は、第3回本格ミステリ大賞受賞を受賞したのですが、
本作は、その続編。
「リストカット事件」は、映画化もされたようで、乙一さんが、その映画を見て、本作をその後日談として、書き下ろしたそうです。
だから、元々の作品を知らなかったら、何がなにやら・・・という感じ。
しかも、”モリノヨル”は、「森の夜」じゃなくて、「森野夜」という女の子の名前だった・・・のでした(^^;。
ある男の一人語りで始まるのですが、その彼は、なんと殺人者。
しかも、死体を写真に撮って喜ぶという、異常者です。
全く受け入れられず、気持ち悪いばかり・・・。
でも、本の半分は、女の子の写真(映画で森野夜を演じた高梨臨)なので、あっという間に読み終わりました。
今度、きちんと、「リストカット事件」を読まなくちゃね。
(2012,02,22)
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