暗鬼
乃南アサ
両親、弟妹、祖父母に曾祖母。今時珍しい大家族に嫁いだ法子を待っていたのは、何不自由ない暮らしと温かい家族の歓待だった。しかしある日、近所で起きた心中事件に彼らが関係しているという疑惑を抱いた法子は、一見理想的な家族を前に疑心の闇にはまっていく。やがて暴かれる、呪われた家族の真実とは。
(裏表紙より)
久しぶりに乃南作品を読みました。
しかも、20年以上前の1993年の作品(^_^;。
乃南さんの作品は、ホラーテイストが多いので好きなのですが、調べてみると、そんなに多くの作品を読んでいないことがわかり、愕然としました(^_^;。
しかも、この作品は、途中で読むのが面倒くさくなってしまうほど面白くなかったです(^_^;。
幸せな結婚をした主人公、法子だったが、ある日、婚家に対する不信を持ってしまう。
それを打ち消そうとすればするほど、深まる疑惑。
そして、徐々に彼女の心身も、蝕まれてゆく・・・。
いわゆる、”洗脳”の話です。
それも悪質で、気持ち悪い・・・。
ヒロインの気持ちの振幅が、何回も繰り返すところがが鬱陶しかったです。
(2016,03,09)
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