ホワイトラビット
伊坂幸太郎
楽しさを追求したら、こういう小説になりました。最新書き下ろし長編は、予測不能の籠城ミステリーです! 仙台の住宅街で発生した人質立てこもり事件。SITが出動するも、逃亡不可能な状況下、予想外の要求が炸裂する。息子への、妻への、娘への、オリオン座への(?)愛が交錯し、事態は思わぬ方向に転がっていく――。「白兎事件」の全貌を知ることができるのはあなただけ! 伊坂作品初心者から上級者まで没頭度MAX! あの泥棒も登場します。(内容紹介より)
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久しぶりに読んだ伊坂幸太郎作品でした。
相変わらずの仙台愛が微笑ましい(^▽^)。
ストーリーを自ら補足しながらの作風は、とても楽しみながら書かれているように思えました。
そんなこんなで、気持ちよく読み進んでいると、中盤過ぎに、
「??!!」。
なんだって?!
私が今まで読み間違ってた?!
もう一度最初から読み直すべき?!
と、激しく動揺する箇所あり。
でも、気を取り直して、とりあえず、読み進めてみると、なるほど、そういうことだったのか!!
とってもややこしいけど、とっても愉快で新鮮な、人質立てこもり事件なのでした。
世間やマスコミ、そして、警察でさえも、この驚愕の真実を知らないわけで、知っているのは私たち読者だけ。
わ〜い!なんて楽しい小説でしょう!!(^▽^)
(2019,06,09)
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