夜行
森見登美彦
彼女はまだ、あの夜の中にいる。
旅先で出会う謎の連作絵画「夜行」。
この十年、僕らは誰ひとり彼女を忘れられなかった。(帯より)
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著者の森見登美彦さんの”10年目の集大成”と、帯に書かれてありました。
私は森見さんの作品をそんなに読んでいないので、集大成を読むなんて、おこがましいのですが、題名に惹かれて手に取りました。
ある画家の連作絵画をなぞるミステリーです。
ちょっと不気味で、ミステリアスな作品でした。
いったいどういうことなのだろうと、考えてみてもよく分かりませんでした。
描かれている情景が頭の中に浮かべば、それでいいのかもしれません。
集大成と言うことは、森見登美彦さんという作家は、こういう話を好んで書く作家さんなのでしょう。
私のイメージは、ちょっと違っていたのですが・・・。
また、森見登美彦さんの作品を読む機会があれば、チャレンジしてみようと思います。
(2019,11,04)
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