火喰鳥を、喰う
原浩
全ては「死者の日記」から始まった。これは“怪異”か、或いは“事件”か。
第40回横溝正史ミステリ&ホラー大賞受賞昨です。
怖がりだけど、ホラー好きな私が、即図書館に予約した本です。
その期待を違うことなく、最初からずっと面白くて、どんどん読み進みました。
戦争で亡くなった叔父の日記が発見されてから起こる怒濤の展開。
あ〜、面白かった。
”火喰鳥”とは何なのか。
戦争中に、一体何が起こったのか。
そして、人々の記憶は、どうなるのか・・・。
謎は、残ったまま理解できないこともありましたが、それが、そもそも”ホラー”なのではないでしょうか。
でも、ホラーだけではなく、ミステリーとしてもとても読み応えがありました。
そして、あぁ、よかったと思わせ説いてのどんでん返し、
ここでまたゾクッとさせられました。
あ〜、面白かった!
(2025,03,16)
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