(観賞魚臨床研究会入会のご案内)
我が国では、古くから観賞魚としてキンギョやニシキゴイを飼育する習慣があり、近年では熱帯魚の飼育も大きなブームとなっております。これに伴って、観賞魚に対する飼い主の関心や意識の高さは、他の伴侶動物と比較しても決して遜色のない域に達しております。 しかしこれら観賞魚に発生する種々の疾病ないし健康管理上の問題について、診察・治療を施したり相談ができ る場所は相変わらず少ないのが現状です。
このため、観賞魚の適正な飼育方法や疾病に関する講習会、観賞魚を診療するための臨床獣医学的アプローチおよび症例検討会等を開催し、多くの獣医師がこの分野に興味を持ち、その学問体系を確立していくことが急務であると思われます。
一方、個々に観賞魚の疾病に興味を持ち、それらを研究対象としている方々も決して少なくないことから、より多くの分野の方々の賛同および協力を得て観賞魚の臨床を発展させることを目的に本会を設立させました。
以上のことから、本会では、観賞魚 の臨床に興味をお持ちの開業獣医師の先生方、ならびに観賞魚の飼育に携わっておられる広い分野の方々のご参加をお待ちしております。
(申し込み先)日本獣医畜産大学 魚病学教室内
観賞魚臨床研究会 事務局 和田新平
〒180-8602 武蔵野市境南町1-7-1
TEL:0422-31-4151 (内 251)
FAX:0422-33-2094
観賞魚臨床研究会会則
I 総則
第1条 この研究会は「観賞魚臨床研究会」と称する。
第2条 この研究会は事務局を日本獣医畜産大学魚病学教室に置く。
II 目的
第3条 この研究会は観賞魚の病気の診断、治療のための学術技能の進歩と発展に寄与することを目的とする。
第4条 前条の目的を達成するために次の事業を行う。
1. 会員の研究発表、講演会、講習会等の開催。
2. 情報の収集と発信。
3. その他、目的を達成するために必要な事業。
III 会員
第5条 この研究会の会員は、この会の趣旨に賛同した正会員、賛助会員、学生会員とする。
1. 年会費 正会員 5000円
賛助会員 1口 10000円(1口以上)
学生会員 2000円
IV 役員および会議
第6条 この研究会には次の役員と運営委員と監事を置く。
会長1名、副会長2名、会計2名(事務兼任)
運営委員 若干名
監事2名
第7条 会議は総会、運営委員会、役員会とする。
第8条 総会は通常総会および臨時総会とする。
1. 通常総会は年1回、会長が招集する。
2. 臨時総会は運営委員会、役員会が必要と認めたとき、会長が招集する。
第9条 役員の推薦は運営委員会で行い、総会で承認を得る。
第10条 役員の任期は2年とする。
V 会計
第11条 この研究会の会計年度は4月1日に始まり、翌年3月31日に終わる。
VI 附則
第12条 研究会誌発行のための編集委員会を置く。発行は年1回以上とし、編集委員は役員が担当する。
第13条 当分の間、役員の手当、日当、交通費は支給しない。
第14条 この会則に特に定めなき事項については、社会慣例とする。
第15条 会則の変更は総会の決議による。
第16条 この会則は平成11年12月12日より施行する。