意見交換掲示板過去発言No.0000-201010-14
Re:膝蓋骨脱臼の診断について |
投稿日 2010年10月12日(火)04時47分 投稿者 パールちゃん
> それほど診断が難しいものなのでしょうか。 成長期ですから、今週の診断と来週の診断では変わる可能性があるのです。 また、現時点では手術もまだ早い。 確定診断できる時期ではないし、治療方針を立てられる時期でもないんです。 > 体重を増やさないようにと言われても、成長期の子犬に必要な栄養は与えなくてはなりません。 体重管理指導を具体的に受けたらどうでしょう。必要な栄養を摂りながら体重管理するにはなにをどのくらい与えていればいいか、実際に犬を診ている病院で具体的な食餌アドバイスをしてもらうといいと思います。 > シュナウザーという犬種からしても、活発に動くことが予想されます。 追加ワクチン前でしょうからまだ外への散歩には行っていないと思いますが、部屋のなかで走り回るのは控え、散歩に行けるようになるまではなるべくおとなしく過ごし、散歩解禁になったら直線的に歩くことをまず練習するというスケジュールを立てるとか。急旋回がいちばんヒザには悪いので、それを避ける暮らしを作っていけばいいと思います。 たとえば一人が相手をするとその人の回りをグルグルという遊びになりがち。二人の人間が離れた位置で遊び相手をすれば、行ったり来たりの直線的な歩容運動になりやすく、急旋回を回避できます。また、相手をするときは立ったままではなく姿勢を低くしてください。立ったままだとジャンプ癖がつきやすくなりますので。 > 本当に6ヶ月まで様子をみても良いのか、違う病院に行った方が良いのか悩んでいます。 不安は今の病院にとことん聞いて、それでも不安ならセカンド・オピニオンもいいでしょう。が、グレ−ドなになにという数字を焦って知ろうとするのだけはいいことではないと思います。まったく問題のないヒザと「完全脱臼」の間の亜脱臼にはいろいろなパターンやタイプがあり、それは変化するものです。特に成長期には定まらないものなので、心配になるのはわかりますが今ヤキモキしてもしかたないんです。 繁殖元へ連絡しましたか? 遺伝性の可能性があるため、膝蓋骨脱臼の子をさらに作らないためにも繁殖元へ連絡をしてください。
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